【Nikon Z50】即戦力になるAPS-C機はZ50の一択
どうもぽんたです。
最近フルサイズミラーレス一眼カメラについての記事を書いてきました。実は8ヶ月前程にNikon Z50を購入していました。フルサイズミラーレス一眼カメラを気になりだしたきっかけになったカメラになります。非常に良かったので記事にしてみたいと思います。
フルサイズミラーレス一眼カメラのレビューや購入についての記事は以下になりますので合わせてチャックしてみてください。
◆Z7IIの開封記事
shinya-photographer.hatenablog.com
◆Z7IIのレビュー記事
shinya-photographer.hatenablog.com
ではでは!いってみよ〜
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Nikon Z50とはどのようなカメラ?
2019年11月22日に発売されたカメラが「Nikon Z50」というZシリーズになり、センサーサイズがAPS-Cのミラーレス一眼カメラです。センサーサイズがAPS-Cということもあり小型化に成功したカメラになります。NikonのAPS-Cの中の位置づけとしはエントリーカメラになると思います。
Z50が発売されるまでZシリーズは、フルサイズセンサー搭載のスタンダードモデルのNikon Z6と高画素モデルのNikonZ7の2機種しかありませんでした。2機種ともに高額+フルサイズ機のため初心者や家族写真を目的にしているユーザーには向きませんでした。Nikon Zシリーズはフルサイズで統一するかと思われていましたが、APS-Cにも対応することが明確になったと思います。
Z50は低コスト+コンパクトで気軽に持ち出せて写真を撮ることが楽しくさせてくれるカメラです。初心者や家族旅行に持っていきやすくなるカメラです。キットレンズもバリエーション豊富で選択肢もあるのもいいところです。
- レンズキット:標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」
- ダブルズームキット:標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」+望遠ズームレンズ「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」
また標準ズームレンズと望遠ズームレンズにVRという手ブレ補正が付いており5段分の効果があり家族旅行といった失敗できないシーンで助かる機能が付いています。
機能だけではなく、APS-C機のイメージは解像感がイマイチというイメージが有りましたが、Z50はエントリーカメラの域を遥かに超えた解像感の高い写真を生み出してくれるカメラになります。
エントリーモデルと言いましたが、野鳥撮影なのにも力を発揮するのではないかと思います。
センサーサイズで何が違う?
センサーサイズについて簡単に触れておきます。細かな内容は長くなってしまうため別の記事でじっくり解説したいと思います。
今回触れるのは「フルサイズ」「APS-C」について説明します。
・フルサイズセンサーとは・・・フィルムカメラにて35mmフィルムを使用するカメラで用いられることの多かった24mm×36mmのサイズに近いことから35mmフルサイズセンサーの名称が付けられています。製造コストが高いものの、生成される写真の質は他のセンサーと比較しても非常に高いため、中上位モデル以上の高級機に搭載されることの多い傾向にあります。
・APS-Cセンサーとは・・・デジタル一眼カメラの誕生時にデジタルカメラ向けのセンサーとして新開発された「APS-Cセンサー」。フルサイズよりも小型化を実現しながら、画質に関しては極力落とすことなく、カメラボディの小型化や製造コスト削減に貢献しました。初心者向けのデジタル一眼レフカメラなどに搭載されることが多く、一眼カメラの中でも最も多くのモデルに搭載されているイメージセンサーと言えるでしょう。
Nikon Z50の特徴
写真を交えながら外観と機能について説明していこうと思います。細かなところまで紹介したいのですが長くなってしまうので自分が使用して良かった点をあげていきたいと思います。
外観について
まずは外観から見ていきましょう
重さとコンパクトさ
重量が450gしかないのです。これはめちゃくちゃ軽いです。そしてコンパクトなためお出かけの際かばんに入れておき突然な撮影タイミングでもさっと出し撮影が可能です。ちょっと言いすぎかもしれませんが少し前にのコンデジの感覚で持ち運びができる感じです。
Zマウントを採用
マウントですがZ7やZ6と同様なZマウントを採用している。このことでフルサイズレンズを購入してZ50に装着して撮影するのも面白いではないかと思います。
豊富で便利なFnボタンが搭載
Z6やZ7でもある前面にFnボタンが2つ搭載されている。このFnボタンは自分の好きな機能を割り振れるショートカットボタンのようなものです。エントリーモデルにもかかわらずしっかり搭載してくるところがNikonの力の入れ方が分かりますね。
タッチ操作が背面ディスプレイ
最近のカメラは必ずと言ってもいいぐらい搭載されている機能ですね。ピントを合わせたい場所をタッチするとシャッターが切れるため操作性が非常にいいです。
背面モニターがチルト方式
背面モニターがチルト方式で動くことでハイアングルやローアングルからの撮影が非常に楽になります。キャノンなどが採用しているバリアングル方式ではないためYouTubeといった自撮りには適していないと思います。
グリップの握りやすさ
流石Nikonといったところですね。グリップの握りやすさは一眼レフ機からの継承で人間工学に基づく設計がされており握ったときの心地の良さと安心感は最高です。
機能について
機能も非常に充実しており紹介していきます。
多彩な「Creative Picture Control」
ドリーム、モーニング、ポップ、サンデーなど20種類の「Creative Picture Control」を搭載しています。最終アウトプットを確認しながら多彩な画づくりを選択できるため、思い描いている仕上がりを簡単に実現できます。
動物AF及び瞳AFが搭載
動物の瞳を認識してくれるため一瞬の表情を逃さなくなります。また瞳AFも搭載されているためピントミスが軽減できるのではないでしょうか。ピント合わせが楽になることで構図や撮影に集中できるようになります。
内蔵Wi-Fiで直接接続できる「SnapBridge」
Wi-Fiが内蔵されているため撮影したらその場で専用アプリで携帯に取り込むことができ直ぐにSNSなどに投稿ができます。「Creative Picture Control」で撮影すると編集しなくてもオシャレな写真を直ぐに投稿ができるのもメリットですね。
フルフレーム4K UHD動画
4K動画も撮影できる盛りだくさんの機能があります。4K UHD(3840×2160)/30p動画が撮影可能でFHDであれば/120pにも対応しています。動画撮影時にも「Creative Picture Control」で撮影可能のためドラマチックな動画撮影が可能となります。
夜や薄暗い撮影時でも使える
ISO感度が100~51200あり非常に高感度にも強い方ではないでしょうか。APS-Cのため多少はノイズが乗ってしまうかもしれないですが大きく印刷や等倍で見ない限り気にならない程度といった印象です。
繊細な電子ビューファインダー
一眼レフ機に慣れている方は一番抵抗があるかもしれないですがNikon Zシリーズの電子ビューファインダーは見たままの感じと変わらず違和感なく且つ疲れにくいファインダーとなっています。また約236万ドットあり鮮やかで使いやすくなっています。
製品仕様
モデル名 | Nikon Z50 |
撮像画面サイズ | APS-C(約23.5×15.7mm) |
映像素子型式 | ニコンDXフォーマットCMOSセンサー |
映像エンジン | EXPEED 6 |
有効画素数 | 2088万画素 |
オートフォーカス方式 | ハイブリッドAF |
測距点 | 209点 |
常用ISO感度 | ISO100~51200 |
シャッター速度 | 1/4000秒~30秒、バルブ |
ボディ内手ブレ補正 | ー |
連続撮影速度 | 最高約11コマ/秒(※拡張時) |
Wi-Fi搭載 | ◯ |
Bluetooth搭載 | ◯ |
大きさ | 約126.5(幅)×93.5(高さ)×60(奥行)mm |
質量(バッテリー等含む) | 約450g |
どんな人に向いているのか?
Nikon Z50は、非常に使い勝手が良く機能も充実しているカメラです。20種類の「Creative Picture Control」でシーンに合わせて表現が可能といった機能面も撮影者の表現を広げてくれると思います。エントリーモデルに留まらず中級者以上でも満足のいくモデルだと感じます。
初心者には助かる16種類のシーン撮影ができるといった気軽さに長けている反面、中級者のようにこだわりに合わせて細かく設定できる幅広いユーザーが写真を楽しめるカメラではないでしょうか。
流石Nikonといいたところでしょうか。
他社のライバル機はどれになる?
ライバルとなる機種は以下の2機種ではないでしょうか。
自分はNikonの無骨さが好きなので少しNikon引いきになってしまうかもしれませんがご了承ください。しかし、正直に自分の考えを伝えようと思います。
Sony α6600は動画性能も良くSonyの強みのAF性能も優れていると思います。好みになってしまいますが、やっぱり一眼レフといえば軍艦部がかっこいいですよね!α6600は軍艦部がないのです・・・個人的にNikon Z50が好みです。完全に見た目ですが。。。
Canon EOS Kiss Mは、入門機で伝統あるEOS Kissで価格も非常に安く流石Canonのうまい戦略だなと感じました。Nikon Z50は価格も高く性能もほぼ同等かCanonの方がAF面では良いかもしれません。しかし、Nikonはフルサイズ機と同様なZマウントが使用できて写りも非常に高解像度に対しての価格と考えれば妥当か安い方ではないでしょうか。しかし、入門や初心者からするとレンズ性能より値段で考える方が多いかもしれませんね。。
まとめ
昨今ミラーレス市場が著しい変化を迎えています。今まではSonyは早くからミラーレス一眼を取り入れており開発のノウハウやレンズの数、サードパーティの充実といった独壇場でした。 しかし、約2年前より豊富なカメラの知識がある2大メーカーのNikonとCanonが参戦してきました。現段階ではどのメーカーが優位にあるのかは読めない状況です。今回紹介したAPS-C機のZ50をフルサイズ機のZ6やZ7と同様なZマウントを搭載したことでレンズ資産という意味では非常に強みになってくるのではないでしょうか。Zレンズは3社の中でもTOPクラスの定評もあり、そのレンズをセンサーに関係なく使用できるということは初心者でも今まで以上に写真の楽しさが体感できると思います。それが実現できるのは、現在ではNikonしかないのではないでしょうか。
ではでは〜ぽんたでした!
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