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【改造】iMac 21.5インチ(Late 2012)格安でサクサク動作する!?


お久しぶりです。
どうもポンタです。

 

年明けより体調を崩していた+バタバタでなかなかブログを更新出来ずにいました。

さて!今回はカメラではなくパソコンの話をしたいと思っています。それは、iMacのメモリー増設&SSDに変更する改造を自分でやってみることにしました。

注意:改造するとメーカー保証の対象外となるため改造する場合自己責任でお願いします。

ではでは、行ってみよ〜!

 

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はじめに

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在、メインPCがMacBook Proを使用し、サブ機はiMac 21.5インチを使用してきました。iMacの方が画面も広く良いのですが2012年発売のため何より動きがモッさいりしていて正直使い物にならない状態でした。

前から処分するか悩んでいたところネットにメモリーの増設する記事を見つけ素人には難しいと書いてあったのでが、どうせ処分しようかと悩んでいるならやってみよう!っとなりやってみました。

また、PCを改造するのであればハードディスク→SSD化も合わせて行っていこうと思います。

※注意:管理者であるポンタはPCにはほぼ知識がありません。スペックが少し分かるぐらいです。そもそもPCの中を覗くのは初めてなんです(泣)

 

改造する前のiMacのスペック

  • PC:iMac (21.5インチ,Late 2012)
  • OS:macOS Catalina
  • ハードディスク:1.0TB
  • モリー:4GB×2枚
  • 主な使用用途:写真及び動画編集

 

改めて今回やっていくことをおさらいしてみましょう!

 

 準備するもの

改造するにあたり準備するアイテムを紹介していきます。

 1.トルクスドライバー

トルクスドライバーという聴き慣れない工具が必要になります。

よく目にするドライバーは十字型のプラスドライバーや一本線が入ったマイナスドライバーと違い、下のイラストのようなドライバーの先端が星型になっているものです。精密機械などでよく見かける形です。

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この工具セットはヘラやピンセットまで付いていたので持っておいて損は無いと思いますセットを購入しました。

 

2.両面テープ

 この両面テープですが、両面テープの割に少しお値段はしますがオススメです!

iMac 21.5インチ(Late2012〜2017)専用となっていますのでカットなどはなくそのまま張れるため楽です。また、ディスプレイを切り離す際に使用するカッターが使いやすくこちらも楽でした。

自分はやってはいませんが量販店で売られている両面テープでも行けるかもしれませんがガラスのディスプレイ落ちて台無しにするより数百円多く出して確実に行った方がいいかと思います。

 

3.メモリー8GB×2枚

 iMac 21.5インチ(Late2012)は最大メモリーが16GBとなっておりメモリーを挿すポートが2箇所あるため8GB×2枚購入が必要になります。

PCとの相性もあると思いますのでどれが良いかは付けてみない限り分かりませんが自分はうまく行きました。

※注意: iMac 21.5インチ(Late2012)は低電力のDDR3L / PC3L 12800 SODIMMになります。類似品があるため購入の際はよく確認してください。

 

4.SSD 1TB

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / SDSSDH3-1T00-G25

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / SDSSDH3-1T00-G25

  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: Personal Computers
 

 SanDiskを選んだ理由は安すぎると不安のため高くもなく安くもないためです。安いものと比較してもさほど変わらない為ケチらない方がいいかと思います。

OS起動のみに使用するのであれば500GBもあれば十分かと思います。自分は、映像関連のデータを保存する為容量が欲しかったから1TBにしました。

 

5.ハードディスク/SSDドライブケース

 ドライブケースは事前にOSをインストールしておく為です。

データ移行する方は合わせて行うといいかもしれないです。SSD化した後でも出来ますので絶対ではないです。(後でする場合はバックアップは忘れずに行いましょう)

 

以上が今回購入したアイテムになります。これらは最低限のアイテムになると思います。今回は低コストで行いたかったので最低限かつ確実に出来そうな物を購入しました。

 

作業開始!

①作業前にSSDのフォーマット設定

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こちらが購入した実物です。

まず、SSDをドライブケースにセットしPCに接続する。

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以下のメッセージが出てくるので「初期化...」をクリック

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フォーマットは以下のようにしてください。「ディスクユーティリティ」の「消去」から「Mac OS拡張(ジャーナリング)、「GUIDパーティションマップ」を選択して「消去」してください。

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フォーマットを事前にする忘れた方は後でもできるので心配する必要はありません。

フォーマット設定もですが、SSDが正しく動くかの確認も兼ねています。

 

②ディスプレイを取り外す

両面テープと一緒に入っていたカッター的な物を取り出します。

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 次にドライヤーやヒートガンなのでディスプレイ周りをあっためて両面テープを剥がれ易くします。

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 先ほどのカッター的な物で少しずつディスプレイ周辺に張り付いている両面テーブルを剥がして行きます。

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四隅全て剥がしたらディスプレイが倒れてくるのでディスプレイ下部を軸に上部から開いていきます。2箇所のコネクターが繋がっている為いきよく倒さないこと。

赤丸の2箇所のコネクターを外しディスプレイを取り外します。

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取り外したディスプレイがこんな感じです。

一言汚い・・・・笑 清掃します。

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 最後に元々付いていた両面テープをを綺麗に剥がしておきましょう。

剥がれにくかったらドライヤー温めながらやると取り易くなります。

 

③メモリーを交換

モリー非常にやりたくないところに配置されています。

それは赤枠で囲っているマザーボードの裏にあります。

ここにアクセスするにはハードディスク、ファン、パワーユニットの基板、マザーボードを取り外す必要があります。(スピーカー以外ほぼ全バラシ状態・・・(泣))

基本的にトルクスドライバーはT10とT8を使用します。以下説明ではT8の時だけ明記しますので明記がなければ全てT10で取り外してください。

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さぁ根気よくやっていきましょう! 

まずハードディスクのブラケットをトルクスドライバーで赤丸箇所のスクリューを取り外します。

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 ハードディスクのコネクターを2箇所取り外します。

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 ハードディスクが取り外せたらファンを取り外します。

赤丸のコネクターを外します。

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ネクターが外れたら3箇所のスクリューを外すとファンが取れます。

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すいません、ここから先写真を撮り忘れた。説明できる範囲で写真は使いまわします。

次はパワーユニットの基板を外していきます。

2箇所のコネクターを外します。

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2箇所のスクリューを取り外します。

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※注意:これでパワーユニットの基板が取り外しができるのですが基板をずらすと右のスクリューの辺り(矢印辺り)にコネクターがあります。自分は指が入らずうまく外すことができなかったので基板のコネクターは外さず行いました。
マザーボードが取り外せなくなるので、マザーボードを外してメモリーを交換したい方はコネクターを必ず外して行ってください。

 

写真がないので少し分かりづらいですが、ハードディスクの台座が1箇所スクリューで止まっているので外し忘れないように!ハードディスクが付いていた下を見れば1箇所だけスクリューが見えると思うので探してみてください。

 

 ファンの付け根部分をT8のトルクスドライバーで取り外す

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 後少しでメモリーまで辿り着きます!

赤丸を緩めてスピーカーを少しマザーボードから離す感じにずらします。マザーボードのコネクターを外す際必要になります。

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 iMacの心臓部であるマザーボードのコネクターを外していきます。

赤丸の5箇所のコネクターを外してください。

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5箇所のスクリューを外すとマザーボードが取り外せます。下部に刺さっているようにハマっているので上部にずらすように動かします。

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本来はマザーボードを外し裏返しにしてメモリーを交換するのですが、コネクターを外せなかった箇所がある為少し無理やりではありますがマザーボードを浮かすようにすればメモリーが取り付いている場所までアクセスできたので無事に交換ができました。

 

モリーの交換方法は基本的なPCのメモリー交換と同様なので割愛します。

取り外した順番の逆手順で元に戻していきます。

 

④ハードディスク→SSDへ交換

モリー交換からハードディスク取り外したところまで逆手順で戻したらハードディスクの周りに巻かれているラバーを取り外します。ラバーは再利用します。

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SSDを装着した画像がありませんが、SSDの方が厚さが薄いためラバーを装着した時ぶかぶかになってしまいます。外れないように元装着されていた場所に戻して逆手順で戻します。

 

これで交換作業自体は終了です。

あとは交換したメモリー及びSSDが認識されるか確認作業になります。

確認するため一旦ディスプレイのコネクターを繋ぎディスプレイを養生テープなどで仮止めします。


SSDにOSを再インストール

ここまできたら残りはOSの再インストールのみになります。後少し頑張りましょう!

PC電源を入れます。その時「option + command + R」同時押しで電源を入れてください

次の画面が出てくると思います。

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 ここの「macOSを再インストール」をクリックしチュートリアルに従います。

iMac (21.5インチ,Late 2012)の場合、互換性のある最新macOSは「Catalina」だと思うので確認してください。

自分は、間違って「command + R」同時押しで電源を入れ「Lion」が入ってしまいました。

OSの再インストールは意外と簡単に終わります。

 

SSD&メモリーの確認

無事にいつものデスクトップの画面が立ち上がったら右上のりんごマークの「このマックについて」を開きます。

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赤枠の「メモリ」と「起動ディスク」が変更していることを確認します。

念のため「ストレージ」のタブを開き自分の場合ちゃんと「SanDisk SSD 1TB」と反応していることを確認する。

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次に「メモリ」のタブで8GB×2枚の合計が16GBになっていることを確認してください。

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ここまで出来たらほぼ95%完了したことになります。

 

⑦ディスプレイを両面テープで接着

⑥の工程で養生テープ等で仮止めしたディスプレイをもう一度外します。

外したあと本体側に下記の両面テープを貼っていきます。

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取扱説明書がありませんが形状でなんとなくわかると思います。パズルのように当てはめてみてください。

全て貼り終えたらディスプレイのチリを慎重に合わせて両面テープで接着していきます。

 

これでメモリーSSD交換作業の終了になります。

長らくお付き合いくださりありがとございます。快適PCライフを楽しんでください。

 

データの移行

データ移行には複数やり方がありますがここでは王道の2通りを簡単に紹介したいと思います。詳しくは他の方の記事などがたくさんあるためそちらを参照ください。

自分は今回クリーンインストールを行いデータ移行は行っていません。理由としては、無駄なキャッシュや不要なデータ、アプリケーションが混在しており整理したかったからです。重量なデータや編集途中なものは外付けハードディスクに保存をしているのでクリーンインストールしても問題がなかったためです。

 

①Time Machineを使用する

Time Machineはアプリケーションやパスコードの記憶、各書類等現在のMacに入っている物をごっそり移行することができる機能です。非常に便利なのでまず試しでやってみてはいかがですか。たまにうまくいかない方が居るみたいなのが心配ですが。。。

しかし、SDDに変更してOSを再インストールする際にデータ移行が出来るのがメリットだと思います。

・OSを再インストールする前の場合

「option + command + R」同時押しで電源を入れた時「Time Machineバックアップから復元」を選択する。

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・OSを再インストールした後の場合

「システム環境設定」→「Time Machine」から出来ます。

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②移行アシストを使用する

こちらも非常に便利な機能の一つです。取り外したハードディスクを外付けで接続し移行アシストを使ってハードディスクからSDDへ移行させる方法です。

取り外す前に外付けハードディスクにバックアップを取りSDDに変更したのちに移行することもできます。

「移動」→「ユーティリティ」→「移行アシスト」から出来ます。

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以上がiMac 21.5インチ(Late 2012)がサクサク動くさせるため行ったことです。

 

まとめ

PC関連の改造は初めてでかなりビビリながら行いましたが、慎重に行えばなんとか交換レベルなら出来ると感じました。PCを買え変えるのはいいですが安い買い物ではないので今あるPCをグレードアップすることで低コストで快適なPC環境が作れることが知れました。実際今回掛かった費用は25,000円いかないぐらいなのでかなり予算は抑えられたと思います。

PCもサクサクでストレスなく編集が出来るようになりました。起動も約20秒ぐらいで起動するようになり快適です。

今度はMacBook Proも増設ぐらいなら出来そうなのでやってみようかと思います。

 

最後に改造はメーカー保証もなくなるり完全に自己責任でお願いします。メモリーやSDDはPC個体の相性もあるようなので同じようにやっても認識してくれないと言ったことは起こり得ますのでその点注意してください。

 

ではでは、ポンタでした。

 

今回購入したアイテムのリンクを以下に貼って置きます。興味がある方は是非検討してみてください。

 

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