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【三脚選びのポイント】三脚って多種類あるけどどれを選べばいいの?

どうもぽんたです。

 

カメラをやっていてレンズ沼という言葉はよく目にしますが、同じぐらい三脚選びも沼が存在すると思います。世の中にはかなりの種類やメーカーがありどれを選んだら良いのか分からなくなってくんですよね。そこで、今回三脚選びで悩んでいる方の参考になればと思い記事を書いていこうと思います。

 

ではではいってみよ〜

 

 

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はじめに

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三脚の使用用途は、風景撮影や夜景撮影、マクロ撮影時に使用することが多いですよね。また、星などの星景撮影などの長時間露光をする時に必須になってきます。

最近のカメラは、高画素機化しているため機構ブレや手ブレにかなりシビアになっています。三脚+高画素機があるとカメラを活かすことができるのです。

また、ポートレート撮影でも使用します。ポートレートではモデルさんのウエストの高さにカメラ位置固定することで、足を長く見せつつ、上半身とのパースのバランスをとることが出来ます。

では、そんな撮影の幅を広げてくれる三脚をどう選んでよいのかを解説していきましょう!

 

三脚選びのポイント

家電量販店のカメラコーナーに行くと色んな種類の三脚ありますよね。なんでこんなに種類があるんだろって1度は思ったことありませんか?多種類あるのもちゃんと理由があるのです。めちゃくちゃ高価なものから安価なものまでバリエーションがなぜあるのか説明していこうと思います。

また、三脚選び方も合わせて解説していきます。

 

①最大荷重をチェック

三脚には最大耐荷重という表記が必ずあります。最大耐荷重とは、三脚に荷重をかけて耐えられる荷重のことです。カメラにレンズを装着した重量が耐荷重を超えてなければ問題ありませんが、超えてる場合三脚が破損することがあります。なので三脚を使用して撮影する装備の一番重いものが何キロぐらいなのかを把握しなければなりません。

 

②三脚を開脚時の全長及び太さ

一般的に三脚の足を最大に伸ばした高さのとき、カメラのファインダーを覗く時の高さが自分のアイポイントぐらいがいいと言われています。

これは、三脚が低いと無理な体勢での撮影になるため集中しにくいことが理由だと思います。しかし、少し低くても実際は問題ないと思います。自身もアイポイントに合わせて三脚を購入しましたが、身長が180センチあるので三脚もかなり大型になってしまいます。全長は150~160あれば問題ないと思います。

実際店頭に行って三脚に触れることをおすすめします。

 

太さも色々あり迷いますよね。大は小を兼ねるということもあり大きのを買っておけば問題ないと思いがちですが間違いです。オーバースペックになると三脚が邪魔でしかありません。なのでここはしっかり見極めましょう。

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太さには、大きく分けて3分類あります。

  • 脚径20〜25mm程度 小型三脚
  • 脚径26〜33mm程度 中型三脚
  • 脚径34〜42mm程度 大型三脚

以上のように分類できます。

太さは耐荷重にも影響るため使用用途にかなり左右されます。三脚重量もサイズも大きくなるためバランスが重要になってきます。自身は登山に持っていくこともあり中型〜大型を所有しています。ある程度の重量がなければ風で安定しなくなるため必要になるためです。しかし、荷物が重くなりすぎるため現在も悩み中です。(笑)

分類をみて参考にしてみてください。

 

③三脚の足のロック方式

足のロック方式は、「ねじ式」と「レバー式」があります。簡単に特徴をまとめてみました。

ねじ式

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最近のモデルで非常に多く採用されている方式です。ネジ式は、名前の通りネジと同じで回すことでロック、解除ができます。

特徴としては、

  • 手軽に解除やロックができるため便利
  • 手袋などやりにくい状況でもやりやすい
  • 素早く脚を伸び縮みができる

よく言われるのはロックをするまでに時間がかかると言われますが、慣れるとそんな事はありません。レバー式になれてる人は時間が掛かると感じるかもしれませんが、これから購入を検討している人は考えなくてもいいともいます。

 

【レバー式】

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レバー式はレバーをパチっと音がしてテコの原理でロックができます。ワンタッチでロックが可能のため操作が簡単で昔からあるタイプのため安心感があります。

特徴としては、

  • 音でロックを確認することができる
  • ワンタッチでロックが可能のため操作がシンプル
  • 従来からの方式のため安心感が高い

しかし、自身も体験しましたが寒冷地での使用の場合はレバーが固くなり非常に面倒です。また、砂などがレバーに噛むとレバーが動かなくなることがありました。砂が噛むのはネジ式もあるかもしれませんね。

 

④脚の段数

三脚の段数とは、いくつパイプで構成されているかということです。

じゃなぜ段差違いがあるの?という疑問がでてきますね。簡単にいうと伸ばしたときの高さが同じでも段数が多ければコンパクトに収納が可能になり携帯性がいいという利点があります。しかし、安定性が落ちてしまうためデメリットもあります。

段数が多いと重くて携帯性も悪くなってしまうが、三脚の本来の目的である長時間露光をしてもブレない安定性があります。

 

  • 3段

3段は背の高いモデルが多くあります。最大全長にするまで2箇所をロック解除するだけでいいので直ぐに広げることができます。

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  • 4段

 これが4段になります。ロックの部分が3箇所あるのが特徴ですね。写真では分かりづらいですがコンパクトで軽量です。先程、安定性がないというのがデメリット言いましたが、センターポールにおもりを吊り下げることで安定性をカバーすることができます。

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素材の違いについて

三脚のポールの素材にはアルミと炭素繊維のカーボンの2種類が一般的になります。

 

【アルミ素材】

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航空機などに使われている材料です。軽量で強度が強いことで知られています。三脚に使用することで大切なカメラやレンズを安定して壊れにくいため昔から選ばれています。また、無理な荷重がかかり破損したとしても変形するくらいで破断することを軽減できます。例えば、出先で三脚が破損してしまってもなんとか継続して使用できる可能性があるのです。これは心強いです。

  • メリット

①アルミは航空機などに使用されるほど軽量!

②強度が強く丈夫!

③高負荷がかかっても折れることが少ない!

  • デメリット

①カーボンに比べて重量がある

②寒冷地で使用時は冷たくなり持つのが辛い

 

【カーボン素材】

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カーボンは世界最高峰のF1や風力発電で使用されるブレードなどに使用されている材料です。また、見た目が写真のようにねじれた筋が入っているのが特徴です。

アルミより軽く丈夫ということが特徴です。ここで、あれ?アルミと同じじゃないって思われたと思います。一緒なんですが、アルミより軽く丈夫なんです。

しかし、カーボンは高価なんです。また、丈夫なんですが折れてしまう程高負荷をかけるとアルミと違って完全に折れてしまいます。一度折れた場合修復ができません。アルミの場合は可能なケースが多いです。

  • メリット

①アルミより大幅に軽量!

②アルミより強度が強く丈夫!

③寒冷地で使用しても冷たくなりにくい

④振動に強い!(微振動を吸収してくれる)

  • デメリット

①値段が高価

②破損時の修復が不可能

 

両者を比較しましたが、価格さえ許すのであればカーボンにした方が良いと思います。しかし、十分アルミでも不満はないと思います。風景撮影する際は三脚を持ち歩くことが頻繁にあるため頑張ってカーボンをオススメしますが、そうでなければアルミで十分です。

 

使用用途で三脚選びは決まる!

三脚は前述でも色々書きましたが、使用用途によって選び方が変わってきます。

【アルミ3段が適している方】

  • コストを抑えたい
  • カメラのアイポイントを高い位置にした
  • 寒冷地では使用しない
  • とにかく丈夫さを求めている

【アルミ4段が適している方】

  • コストを抑えたい
  • 携帯性を重視している
  • 寒冷地では使用しない
  • 移動が交通機関のためかばんに収納しておきたい

【カーボン3段が適している方】

  • コストより性能
  • カメラのアイポイントを高い位置にした
  • 軽量重視
  • 寒冷地で使用する
  • 丈夫さを求めている

【カーボン4段が適している方】

  • コストより性能
  • 寒冷地で使用する
  • 登山やアウトドアであまり大型化したくない
  • 軽量重視

ざっくりまとめるとこんな感じです。

 

オススメの三脚

前項の項目に沿ってオススメ三脚を紹介していこうと思います。

 

アルミ3段】世界的有名なマンフロット

マンフロット Manfrotto MK290XTA3-3W 

段数 3段
最伸高 1715mm(伸高:1475mm)
脚ロック方式 レバーロック式
推奨積載荷重 4kg
重量 2.52kg

以前まで自身も使用していました。安定感抜群でアイポイントも高く好きな高さにカメラをセットすることができます。また、こちらの商品は雲台までセットのため購入後即戦力になります。デメリットとしては、三脚本体の重量がかなり重いということです。それ以外の満点はありませんでした。

少しいい三脚を検討しているが、取り敢えず安定感があるものが良いという方にオススメ!

 

アルミ4段】世界的有名なマンフロット

マンフロット Manfrotto MKELMII4BK-BH

段数 4段
最伸高 1600mm(伸高:1320mm)
脚ロック方式 ツイストロック
推奨積載荷重 8kg
重量 1.55kg

4段もマンフロットになります。こちらは、本体重量が軽く耐荷重も8kgと十分。最伸高とはセンターポールを伸ばした状態なので実際に使用するときは1300mmぐらいなのでコンパクトになった分少し低くなります。一般的な使用方法なら問題なく使用できるかと思います。

 

【カーボン3コスパ最強!!人気のレンジャーシリーズ

レオフォト Leofoto LS-323C

   
段数 3段
最伸高 1835mm(伸高:1520mm)
脚ロック方式 ツイストロック
推奨積載荷重 20kg
重量 約1.52kg

最近良く耳にするLeofotoです。作りがしっかりしており登山者などに人気なブランドです。重量は3段にしては軽量で、耐荷重20kgも耐えられます。そんなに必要はないのですが多いことに越したことはありません。 シンプルで非常に使いやすい三脚です。

ただし、注意点があります。本三脚は雲台がセットではありませんので三脚購入時は雲台も合わせて購入する必要があります。

 

【カーボン4】技術と品質に妥協しないブランドサポートは名門ハクバなので安心!

マセス Marsace MT-1541T

   
段数 4段
最伸高 1700mm(伸高:1410mm)
脚ロック方式 ツイストロック
推奨積載荷重 10kg
重量 1.8kg

 マセスというメーカーをあまり聞き馴染みがないと思います。過去に複数のブランドで設計責任者を務め、写真業界で豊富な経験を持つマ・キウンをはじめとした3名によって創業されたマセスは、雲台の製造メーカーを経てオリジナルの三脚ブランドとなりました。ヨーロッパメーカーの技術と品質に妥協しないブランドです。スペックではかけないような細部まで拘って制作されています。

この機に最高のこだわりに触れてみるのも良いのではないでしょうか。

 

以上、4つを紹介してきましたがいかがでしたか?

どれも良い三脚ですが用途に応じて購入を検討してみてください。

 

まとめ

近年中国メーカーなどが安く高性能な三脚を発売してきたことで、一般ユーザーでも気軽に三脚が購入できる時代になってきました。一昔前は、高性能となれば10万円以上はしていました。しかし、三脚の種類や性能がたくさんあり三脚沼に陥ってしまう方も多く見られます。今回紹介したものも決して安い買い物ではないですが、そうそう買い替えをしない三脚だからこそあまり妥協をしては行けないと思います。

 オーバースペックは無駄遣いになってしまいますが、しっかり自分自身の撮影において三脚の使用シーンに合わせてご購入を検討してみてください。

 

ではでは〜ぽんたでした。

 

                      

 

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